COM-1C-LPE
【コンテック】
パソコンにRS-232C 準拠のシリアル通信機能を拡張するLow Profile サイズのPCI Express バス対応ボード。
1ch のRS-232C 通信ポートを搭載。
各チャネル、送受信別に128byte のFIFO バッファを搭載、921,600bpsまでのボーレートに対応しています。Windows/Linux ドライバソフトウェアを添付、OS 標準のCOM ポートとして使用可能。
<動作環境>
主な対応OS Windows 7、Vista、XP、Linux
■RS-232C シリアル通信1ch、最高921,600bps に対応
RS-232C 準拠のシリアルポートを1ch 搭載しています。
2 - 921,600bps までのボーレートの設定が可能です。添付の「標準COMドライバソフトウェア」および「ドライバライブラリ API-PAC(W32)」を使用する場合は15 - 921,600bps までのボーレートとなります。
■添付ドライバソフトウェアによりWindows、Linux の標準COM ポートとして使用可能
Windows またはLinux でパソコン本体のCOMポートと同様に使用できるドライバソフトウェアを添付しています。Windows はOS 標準のWin32API コミュニケーション関数およびVisual Basic のMSCommに対応、Linux はOS 標準のtty ドライバの標準関数が使用できます。また、ハードウェアの動作確認や機器との通信テストが行える診断プログラムも提供しています。
■最大16 枚までのボードを増設でき、COM1 - COM256 までの設定が可能
1台のパソコンに最大16 枚までボードを実装できます。デバイスマネージャにより、COM1-COM256 までの設定が可能です。
■送信128byte 受信128byte のバッファメモリを搭載
送信専用128byte、受信専用128byte のバッファメモリを搭載しています。
バッファメモリはFIFO 形式で、高速な通信やデータ送受信時でのCPU負荷軽減に役立ちます。FIFO 使用有無、FIFO トリガサイズを、デバイスマネージャで設定できるため用途に応じて最適なシステムが構築できます。
■パソコンと同じ使いやすい9 ピンD-SUB コネクタを採用
RS-232C で最も汎用的な9 ピンD-SUB コネクタを採用しており、市販のRS-232C 準拠のケーブルが使用できます。
■Low Profile サイズ/スタンダードサイズスロットに対応(ブラケット添付)
Low Profile サイズスロット/スタンダードサイズスロットに対応した各ブラケットを添付しています。スタンダードサイズスロットに実装する場合は、スタンダードサイズブラケットに交換します。
■用途に応じたケーブル、コネクタをオプションで用意
ストレートケーブル(1.8m)、クロスケーブル(1.8m)、および自作ケーブル用の9 ピンD-SUB コネクタ(オスタイプまたはメスタイプ)をオプションで用意しています。
■RS-232C 制御線をソフトウェアで制御・監視が可能
RTS, CTS, DTR, DSR の制御線をソフトウェアで制御や監視が可能です。
■ドライバライブラリ API-PAC(W32)に対応
Win32API 関数(DLL)形式で当社独自で定義したローカルな関数を提供するライブラリソフトウェアです。Visual Basic やVisual C++などのWin32API 関数をサポートしている各種プログラミング言語で、当社ハードウェアの特色を活かした高速なアプリケーションソフトウェアが作成できます。
■計測システム開発用ActiveX コンポーネント集 ACX-PAC(W32)に対応
プログラム作成なしに利用できる実例集の1 つとしてRS-232C ビューワを収録しています。
RS-232C ビューワを使用することにより、標準COM ポートからRS-232C 通信を行い、データ取得します。また、データを数値変換し、トレンドグラフで画面表示したり、通信テストでは、RS-232C 送受信の状態を表示することが可能です。