静止型モータ・リレー K2CM
【オムロン(制御機器)】
JEM-1357三相誘導電動機用静止形保護継電器に準拠
保護要素は切り換えスイッチにより、過負荷、欠相、反相(1E~3E)が任意で組み合わせが可能
テストスイッチの操作で回路と出力リレーの動作チェックが可能
また、その動作時間は始動表示で容易に時間整定の確認が可能
盤内占有面積の小さい一体形構造
定格
電動機 回路 | 定格絶縁電圧 | AC500V |
---|---|---|
定格使用電圧 | AC200/220V、 400/440V | |
制御 電源 回路 | 定格絶縁電圧 | AC500V |
定格使用電圧 | AC100/110/120V、200/220/240V、400/440V | |
出力 接点 回路 | 定格絶縁電圧 | AC500V |
定格使用 電圧・電流 | 接点1a : AC120V/2A、AC240V/1A、AC440V/0.5A、 DC110V/0.2A、DC220V/0.1A 接点1b : AC120V/5A、AC240V/2A、AC440V/1A、 DC110V/0.2A、DC220V/0.1A | |
接点容量の級別 | AC11級、 DC11級 *1 | |
接点構成 | 1a1b、*2 1c(電圧反相検出タイプ) | |
入力 回路 | 定格使用 電流 | AC2〜160A(1回貫通) |
定格周波数 | 50/60Hz | |
許容 変動 範囲 | 制御電源回路の 使用電圧 | 定格使用電圧の85〜110% ただし、 欠相時は、 定格使用電圧の50%で正常に動作すること。 |
周波数 | 定格周波数の95〜105% | |
消費電力 | 動作前(50Hz) 3VA、 動作時(50Hz) 5VA | |
質量 | 780〜800g | |
ケース色 | マンセル 5Y7/1 | |
使用温度範囲 | -10〜+60°C(ただし、 氷結しないこと) | |
保存温度範囲 | -25〜+65°C | |
使用湿度範囲 | 35〜85%RH | |
標高 | 2,000m以下 |
性能
種類 | 反限時形 | 瞬時形 | |
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過負荷 | 動作値 | 電流整定値の115%整定値誤差±10%(105〜125%) | |
動作時間 | 起動時、 運転時共に反限時 電流整定値の600%の時 時間目盛×1(秒) 電流整定値の200%の時 時間目盛×3(秒) ※時間倍率 ×1 設定時 | 起動時は定限時 (起動時ロック時間) 運転時は瞬時 0.5s以下 (電流を電流整定値の 100%から140%に 変化させた時) | |
動作時間の 整定誤差 | ±10% (電流整定値の 600%時) | ±20% (起動時、電流整定値の 140%時) | |
復帰値 (自動復帰形) | 電流整定値の100%以上 | ||
起動ロック 時間動作値 | - | 電流整定値の30%以下*1 | |
欠相 | 動作値 | 電流整定値の85%以下(1相完全欠相状態において) | |
動作時間 | 電流整定値において2s以下(1相完全欠相状態において) | ||
反相 | 動作値 | 電流反相検出タイプ:電流整定値の50%以下 電圧反相検出タイプ:定格電圧の80%以下 | |
動作時間 | 1s以下 | ||
不平衡 | 動作値 | 最大電流相が電流整定値の85%以下 | |
動作 不平衡率 | 「高」35±10%(25〜45%)、「低」60%以上 ここで 不平衡率=(逆相分)/(正相分)×100(%) | ||
温度の 影響 | 0〜20〜 40°C | 過負荷:動作値±5%、動作時間±10% 欠相 :動作値±10%、動作時間±10% 反相 :動作値±10%、 動作時間±10% | |
-10〜0°C 40〜50°C | 過負荷 : 動作値±10%、 動作時間±20% 欠相 : 動作値±20%、 動作時間±20% 反相 : 動作値±20%、 動作時間±20% | ||
電圧の影響 (85〜100〜110%) | 過負荷:動作値±5%、動作時間±10% 欠相 :動作値±5%、動作時間±10% | ||
周波数の影響 (95〜100〜105%) | 反相:動作値±5%、動作時間±10% | ||
絶縁抵抗 | 10MΩ以上(充電部端子と取りつけパネル間) 5MΩ以上(充電部端子相互間、 接点極間) | ||
耐電圧 | AC2,500V(充電部端子と取りつけパネル間、 充電部端子相互間) AC1,000V(接点極間) | ||
雷インパルス耐電圧 | ・電流反相検出タイプ 6,000V(充電部端子一括と取りつけパネル間) 4,500V(充電部端子相互間、 制御電源端子間) 波形は1.2/50μs(JEC 212) ・電圧反相検出タイプ 4,500V(充電部端子一括と取りつけパネル間) 波形は1.2/50μs(JEC 212) | ||
過負荷 | 主回路 | 電流整定値の20倍、 2s、 2回、 1min間隔 | |
耐量 | 制御電源回路 | 定格使用電圧の1.15倍、 3h、 1回 | |
耐久性 | 10,000回 | ||
波形歪の影響 | 第2〜第9高調波まで、各々100%含有で誤動作なし (欠相スイッチ「低」) *2 | ||
耐振動 | 誤動作 | 10〜55Hz 複振幅0.3mm X、Y、Z各方向 10min | |
耐久 | 10〜25Hz 複振幅2mm X、Y、Z各方向 2h | ||
耐衝撃 | 誤動作 | 98m/s2 X、Y、Z方向 各3回 | |
耐久 | 294m/s2 X、Y、Z方向 各3回 | ||
テスト ボタン動作*3 (過負荷 要素のみ) | 動作時間 | 時間整定値 | |
動作時間の 整定特性 | ±30% |
*1. 電流整定値の30%以下になり、再度電流が上昇した場合は起動ロックタイマが再起動します。
*2. 欠相要素で誤動作しないことを意味しています。過負荷動作値は変動する場合があります。
*3. 性能として保証しているものではありません。概略値として参考としてください。