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知っていると役立つ”クランプメータ”のはなし 技術情報

三和電気計器株式会社

知っていると役立つ”クランプメータ”のはなし(0)

クランプメータ デジタル&アナログ

クランプメータは、電線クランプ(はさみ込む)することで、回路を切断することなく通電したまま電流を測定できる便利な測定器です。
マルチテスタ(またはデジタルマルチメータ)は、回路を切断してマルチテスタを回路へ直列に接続してから測定しなければならないので、クランプメータの方がより簡単に、より安全に測定できます。

クランプメータは、マルチテスタや絶縁抵抗計と同様にアナログ式とデジタル式があります。

交流・直流ともに測定範囲は20Aから200Aもしくは400A程度までが標準的ですが、2,000Aという大電流が測れる製品もあります。また、数mAの微少電流の測定ができる漏れ(リーク)電流測定用の製品や、インバータ電源・スイッチング電源等正弦波以外の歪んだ交流波形の電流も測定できる真の実効値(TrueRMS)対応の製品もあります。

クランプメータ デジタル&アナログ

機種選定4つのポイント

1.測定対象は何か 
 測定対象が交流電流か直流電流、もしくは漏れ電流かによって対応する機種が異なります。

2.測定可能な導体サイズの大きさは
 測定場所に合わせてφ10からφ53まで幅広くご用意しております。

3.真の実効値測定が必要かどうか
 平均値方式のクランプメータではモーターなど歪の多い回路やインバータ回路で正確な測定ができません。そのような回路を測定する場合には真の実効値方式のクランプメータで測る必要があります。

4.その他の機能
 電流測定だけでなく、テスタ機能やレコーダ出力なども兼備えた機種もあります。

クランプメータの一般的な測定方法

クランプメータで電流を測定する場合、必ず被測定導体(電線)の1本をクランプ(はさみ込んで)して測定します。2本(平行線)をクランプすると電流測定はできません。また、測定はクランプ部のコア(鉄心)の中心で測ると測定誤差が少なくなります。家電製品の消費電流を測るにはラインセパレータを使用すると便利です。また、ラインセパレータは測定電流を10倍にした測定もできますので、1A以下の小さい電流を拡大して測定が可能です。クランプメータで直流電流(DCA)を測定する場合、電流の流れる方向が逆になればマイナス(-)表示が出ますので、その機能を利用して、例えば車のバッテリーが充電状態か放電状態かを測定することも可能です。

クランプメータの一般的な測定方法

真の実効値(RMS)方式の必要性

平均値方式のクランプメータは交流測定において正弦波の平均値を検波し、1.11倍(正弦波交流)した値を実効値として表示しますが、波形率の異なる正弦波以外の波形や歪波も同様に1.11倍で表示するため、指示誤差を生じます。よって正弦波以外の波形や歪波を測定する場合には、実効値そのものを検波し表示する真の実効値方式のクランプメータをお選びください。
(サンワお勧めは、交流電流専用ならDCL20R。直流/交流電流両用ならDCL30DRです)

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